昨日は嫁のご家族とともに初詣に行ってみたよ。
んで、おみくじひいてみたら大吉ひいてん。
見えるかしら?
商売 さわぐと損
とのことで、もともと派手にやるつもりもないけど、今年も、広くマス宣伝やら広報やらせずに、じわじわと内側からコミュニティを広げるべく、焦らず地道にやってこう、と解釈してみたよ。
てか、昨日、個人的には数週間ぶりに仕事をせずに完全オフにしてみた。
※あ、今日は、20時過ぎくらいから開けようかな~、と。
昨日の記事でも書いたけど、アソビカイギにしても、その他の外仕事にしても、仕事いきたくないな~って思うことが無くて。
昨日だって、嫁と息子が実家にお泊りだったんで、なんなら急遽でもアソビカイギ開けてみようかと思ったくらいで。
しかし、いうて、34歳。まぁまぁ、おじさん序盤。
さすがに体力的にはアレなのね。
久々にぶっ通しで12時間ほど寝てもうた。
もともとロングスリーパーなんだけど。
まぁ、正直、目が覚めて、「うわ、寝すぎた。もったいない時間すごした」とも一瞬思ったけど、身体が求めてたんだろうから必要な休養だったと捉えよう。
んで、昨日寝るまでに何してたかって、特に物理的に何をするでもなく、ずーっと今後の仕事の展望について考えこんでただけなのね。
で、やっぱ、
こないだ語りそびれたけど、とにかく信用経済とやらを信用してみて、give&takeより、give&giveを実践してみよう、と。
貨幣経済から信用経済へ。
このblogでも何回か軽く触れた気はするけど、ちゃんとは語ったことなかったんで改めて語ってみよう。
てか、僕がフリーランスになるにあたって、最先端の働き方してる人達の界隈では、表現こそ違えど、みんな信用経済(あるいは価値経済、評価経済など)を飲み込んでて、僕に説いてくれた。
直接的でなくとも、例えば、有名なインフルエンサーの方々の記事やらblogやらSNSでも、その類の話を毎日毎日、目にした。耳にした。
で、今まで、あんまり深く語ってこなかったのは、長年give&take(僕の場合、労働の対価として給料をもらう)社会に身を置いて生きてきたもんで、
正直、しっくり来てなかったからなのね。
言わんとすることは、わかるけども、みたいな。
まぁそこが、最近、ようやく腹落ちしてきたこともあって、(腹落ちはしても、実践するには怖いんだけど)give&giveにシフトしてみようかと。
最近、見聞きした中で、最もわかりやすかったのが、キングコング西野亮廣氏の著書『新世界』で、こちらに関しては全文がネット公開されてるんで、時間がある人はこちらから読んでみてください。↓
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時間がないor本読むの苦手(僕もそう)な人の為に、僕なりに要点をまとめてみる。
ホームレス小谷という、一日を50円で売ってるホームレスの方が居る。50円で何でもします、と。
そしたら、50円で大人一人の労働力が一日買えるとなると、みんな買う。50円でホームレスの一日を買ったってネタにもなるし。
そんで、ホームレス小谷氏、庭の草むしりとか鬼ごっこの人数合わせとか、どんな依頼でも、一生懸命働くのだと。
すると、さすがに、大の大人を50円で働かせるだけって気が引けるから、昼ご飯やら晩ごはんやら、結局依頼主が奢ってくれて、
結果、彼は、食うに困るどころか、毎日寿司を食べて、人の金で海外行ったりして、お金を持ってなくても不自由なく生きれてるらしい。
んで、ここからが、信用経済の真骨頂だけども、
ホームレス小谷氏、彼の一日を買った依頼主とついには結婚まで果たすわけだが、当然結婚式なんか挙げる資金はない、と。
そんで、クラウドファンディングをしてみたら、
なんと3週間で250万円集まったのだ。
で、このクラウドファンディングを支援した人達の正体は、50円でホームレス小谷氏の一日を買った人達。
50円っていう、ほぼタダみたいな額で、一日をgiveして貯めた信用がお金に換金されたわけだ。
これを一日の労働力の対価として1万円もらってたら、つまりtakeしてたら、「一万円払ってんだから当然だ」ってな感じで、そこで完結しちゃう。たいした信用は貯まらない。
みたいな話です。
ちなみに、ホームレス小谷氏は、その後も数回クラウドファンディングに挑戦して、全て成功してるのだと。
give&takeからgive&give。
takeのタイミングを焦らず、後ろにズラす。まずはgiveしてみる。
まぁ、わかりやすいよね。
例えばアソビカイギなら、普通にお酒を提供した対価としてきっちりお金受け取れば、give&takeで完結しちゃって、別にその後、アソビカイギに対して何の負い目も感じないから二度と来なくてもいいわけだけど、
僕、結構、今のところ、サービス曖昧会計したり、年末のフリーライブの打ち上げ代取らなかったりしてて、
そういう人は、また来てくれてるし、また来ると言ってくれてるし、
お金以外でも、店のこと一緒に考えてくれたり、色んなカタチで還ってきてるし、これからも還ってくるんだろうなーって実感を少しずつ体感しつつある。
店始まる前に、色んな人達が手伝ってくれたのも、それ以前までの僕に対する信用が返ってきた分もあるだろうし、
逆に、それまでに僕が何もgiveできてないけど手伝ってくれた人たちに関しては、むしろこちらがまずgiveしてもらったので、当然、僕の中では、そんな人たちに何らか返さなきゃって心情が沸いてるし。
思えば、フリーランスになってから、単発バイトとかを除けば、報酬はいつ返ってくるかわからんような仕事をいくつかやってみた。
そういうのがお金に限らず、色んなカタチで返ってくるような体感も少しずつある。
というわけで、
いや、そもそも、こんなんで店の維持が大丈夫なんか!?とかいう不安はさておき、できる限りのgive精神でやってみようかと。
昨日観てたなんかの意識高い系YouTubeでも言ってたけど、俗にいう成功者の人達もこぞって「お金は後からついてくる」と口を揃えるらしい。
さて、後からお金が返ってくるまでに、アソビカイギが持ちこたえられるのか。
チキンレース。
チキンの僕には、だいぶ分が悪いレースだけど、とにかく進んでみよう。
ただし、焦らず、超低速で。