以前、キングコング西野亮廣氏が革命のファンファーレ出版記念パーティーで北九州に来られた時に、西野氏が開発に着手してたレターポットというサービスについてこちらの記事 でアイディアを書いた。
その流れで、当日ステージに上げてもらって御本人とレターポットについてお話させていただいたんだけど、
先日ついにそのレターポットのα版がローンチされたので早速登録してみた。
面白い。
上の記事を書いてから、いくつかの仕様変更があって、僕も西野氏のオンラインサロンメンバーなので、その流れを眺めてたんだけど、
一番大きい変更は、レターを換金できないようにしたこと。
正直、最初は、換金できない通貨を贈り合う循環が成り立つのか、と疑問だったけど、やってみると、なるほど、換金できない方が面白い。
紙幣も、そのもの自体に本来は価値が無いんだけど、結局、そこに価値を感じてそれを欲しがる人が増えることによって、紙切れに信用が生まれて、価値が生じる。
レターも同じで、使ってみると、レターを受け取ることに嬉しさを感じる。僕は価値を感じている。
んで、使ってる人達がこの画面を見れるのが良い。
レターを使ってる人にとっては、信用を数値化・視覚化できてる。
面白い。
ちなみに、僕は、開発段階で、
例えばblogだったり動画だったりのコメント欄にレターを使えたら、PV数は持ってないけど熱心なファンを抱えてる人が直接評価されるような世の中になるんじゃね?面白くね??
ってアイディアを出してて。
で、それって、とりあえず今の仕様でも、コンテンツにURLかQRコード貼ってたら、応援したい人はそこにレターでコメントする、みたいなことができるな、と。
いずれ、レターポットが広がってって、みんながコンテンツ評価にレターを贈るようになったら、邪魔臭いマス広告による収入モデルも変わっていったりやしないかな、と。
というわけで早速貼ってみるので、僕を応援してくれるモノ好きな方はレターポットでのコメントもお待ちしております。
https://letterpot.otogimachi.jp/users/2848
これが各コンテンツのコメント欄でも内容がオープンで見れるようになるとさらに面白い気がする。
クローズドなお手紙との使い分けをどうするのか難しいけど。
あと、僕はここ数年、紙の年賀状を誰にも送ってないし、届いたものに返事すらしてなかったんだけど、
今年はレターポットで送りつけてみようと思います。
換金できないってのはこういうしくみですか?
-まずレターポットをお金で購入
-すきなひとにすきなだけおくる
-人気者は一杯レターポットをもらえる
-ここに価値を見いだしてみんなこぞって買う
-ただ換金できないから、レターポット長者がでてもそれは現実のお金とは何らリンクしない
となると儲かるのはレターポットのプラットフォームを運営する人たちだけ。
送り会う人たちは精神的な充足(価値を見いだすのみ)
ってことですか?
結局信用想像するのが誰かであるなら今の中央銀行が貨幣価値を担保するのと変わらないので、ビットコインとかの仮想通過とは少し違う考え方なんだなとおもいました。
あれらはテクノロジー(改ざん不可性など)により信用創造していると私は理解しているので。
仕組みに関しては概ねそうだと思います。最後のレターとお金のリンクに関しては、信用経済と広く捉えれば、相関性はあるかと思いますが。
しかし、運営だけが儲かるは明確に違いますね。贈ったレターは受け取った側が持ちレターとして他の人に贈れるので、運営側には、便箋代という形で多少の手数料しか入ってません。
なので信用の可視化については、沢山のレターを受け取ってるってことで数値化してるとは思いますが、運営は手数料だけで、レターにかけられたお金はレターポットユーザの中で回ってるので、
信用の評価も中央集権でなく、ユーザの評価によるって意味で、仮想通貨のように分散的かと思います。
ちょうど今日、西野さんもそこらへんの話題をblogに書いてたので、参考までに。
https://lineblog.me/nishino/archives/9315075.html