戯言

流転

先に断っておくけど、今日の話、すごくしょうもないから。
 
しょうもないけど、ただ面白そうなだけのアイディア。
 
 
 
WEARってあるやん?
なんかオサレSNSみたいなの。
 
オサレなコーディネイトの写真載っけて、そこに集うオサレモンスター達がイイネ!したりするやつ。たぶん。大体そんな感じのやつ。
 
 
これを全面的にふざけるSNSとか、面白くない?
普通に笑いの意味で。
 
面白クソダサいコーディネイトを載せて、ダサイネ!ボタンを押すっていう。
 
 
僕やりたいもん。
 
 

 
そんで、本家みたいに、沢山のダサイネを得た人はランキングとかでピックアップされたりして、みんな自分も面白ダサコーディネイトでピックアップされたい!とか躍起になって、
 
面白ダサコーディネイト界のカリスマみたいな人が現れて、
 
やがて、ブームを巻き起こして、
 
カリスマ達が、ダサい服のセレクトショップとか、ついにはオリジナルダサいブランドとか立ち上げて、
 
カリスマ達に憧れて、自分ももっと面白ダサいコーディネイトで人を笑わせたい、
 
 
なんかもう、普通にちんちんとか見えてたら面白いんじゃないか?
 
逆に、ちんちん以外の部分を布で覆ったらいいんじゃないか?
 
 
街には、ちんちんを出して歩く若者で溢れ、
 
いかに面白くちんちんを出して歩くべきかを模索する若者で溢れ、
 
 
 
そして、世界の価値観は反転する。
 
 
 
ダサくて面白く、かつ、ちんちんを上手に出すことがファッションの価値判断基準となる。
 
 
無論、そのトレンドはビジネスシーンにも波及する。
 
3ピースの高いスーツをスマートに着こなすと見せかけて、さりげなく片方の金玉だけを出す。
 
ちんちんを出していないと見せかけて、長めのネクタイが風に揺られると時折ちんちんが見える。
 
 
スポーツ界も同様だ。
 
運動機能性はもはや無視されるようになる。
 
 
サッカーの試合に、野球のユニフォームで出る。
 
当然ちんちんは出ている。
 
各自工夫を凝らした出し方をしている。
 
 
相撲の土俵にはアメフトの装備で上がる。
もはやルールは相撲対アメフトの異種格闘技戦となる。
 
 
ちんちんは出ている。
 
 
 
ありとあらゆる時と場において、いかに面白くちんちんを出してーーー
 
 
 
「もうやめよう」
 
 
誰かが言った。
 
 
 
 
「もう、やめるんだ。
みんな、目を覚まそう。
 
俺もお前も、みんな、いつからか必死にちんちんを出してる。
もう、ファッションを心から楽しめなくなってる。
 
 
明日は、どんな風にちんちんを見せよう、
明後日は、あえて金玉だけを見せよう、
 
自由にちんちんを出して楽しくしたかったはずなのに、俺たちはいつからか、ちんちんの見せ方について考える重圧に押し潰されて、ちんちん見えても心から笑えなくなってないか?
 
 
原点に戻ろう。
 
 
 
衣服を脱ぎ捨てよう。
 
ちんちんだけ露出した衣服にいったい何の意味がある?
 
 
脱ごう。全部脱ごう。
 
男子も女子もだ。
 
 
 
あ、いや、ちょっと待って。女子はなんか常におっぱい見えてたら、もうおっぱいでテンション上がんなくなってしまうかもしれん。
 
いや、でもまぁ見たいけど。おっぱいは。
 
 
 
一応、最初は乳首は隠すようにしとこうか。うん。
 
でも、もしこっちが見たい時は勝手にめくってもいいような感じにしようね。
こう、簡単にペラっとめくれる葉っぱくらいの感じで、
 
あと、やっぱ揉みたいし、それも一応最初は隠れとるけど、めくって揉んでもいいようにしようね。うん。
 
 
いや、こっちだってアレやったら、ちんちんとか自由に触ってくれてもいいし。
うん、ほんとまじでいいよ。
 
てかもう、とりあえず触ってくれん?
 
ハンドスピナーみたいに暇つぶし感覚で気軽に触ってくれん?
 
 
 
触ってください。」

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