知り合いの某アイドルバンドのヴォーカル担当の女の子が、クラウドファンディングで資金を集めて、写真集を作って発売開始したらしい。
ということで、近年よく見かけるようになった、アーティストのクラウドファンディングについて所感を。
まず先に、僕の考えを述べておくが、僕はアーティストがクラウドファンディングによって活動資金を得ることに肯定的である。
何故これを先に述べたかと言うと、正直なところ、体育会系な熱血バンドマンからの否定的な意見をよく耳にする、あるいはSNS上で目にするから。
そういった声の中で、最も代表的なものが、
「自分のアーティスト活動資金くらい自分でがんばって用意せい!
楽して金を集めようとしてんじゃねぇ!」
的なやつ。
感情論としては、すごくわかる。賛同はできないけど。
僕も長らく、バンド以外の時間でコツコツと音楽以外の仕事をして稼いで、圧倒的なマイナス収支のバンド活動を何とか維持してきたような、所謂泥くさい型のバンドマンだから。
心情的には、わかる。
加えるなら、クラウドファンディングを成功させてるインディーズアーティストと言えば、やはり、ガールズが圧倒的に多いのも、
熱血バンドマンおじさん達のプライドを刺激しているのだろう。
うん、わかる。
が、自分達のプライドやら、先人達の足取りやら、いったんさておき、冷静に考えてみると、
音楽以外の仕事をコツコツがんばって貯めた資金で音楽活動をするのと、
ファンからアーティストとして応援してもらった資金で音楽活動をするの、
どう見ても後者がアーティストの本来あるべき姿じゃない?
目指しているプロのアーティストってのは、そうやってアート活動を仕事として成立させてるわけでしょ。
と思うの。
インディーズアーティストがこれをやることについて、日本ではパトロン文化ってのが根付いてないから斜に構えちゃうってのもあると思うけど。
例えば、以前Stew Heddの企画にも出てくれたCyclamenのハヤト君ってのは、(日本にSIKTHやPROTEST THE HEROを招聘したりしてるやばいイベンターでもある)元々イギリスで音楽活動やってて逆輸入的な人だからか、
音楽活動で、相応の対価を得ること、
バンド活動を応援してくれる太いパトロンを得ること、
をすごく重要視してる。
んで実際、レーベル等に属さず、DIYながら、バンド活動でちゃんと金を得て、バンド活動できてる。
逆の例えで、
こないだ、知らないバンドマンのツイートが流れてきたんだけど、
「カッコよかったんで無料サイトで曲をダウンロードしました!」って悪びれずお客さんに言われた話とかもあったりして。
それじゃバンドはお金得られないから活動できなくなっちゃうよ〜、と。
つまり、インディーズアーティストはもっと、真剣に、自分達のアート活動で相応の対価を得ることを考えなきゃなって思うんす。
んで、その為には、
新しい発想だとか方法論だとかを、感情論・精神論だけで、頭ごなしに否定するのは損かな、と。
ちなみにStew Heddは、単純に、クラウドファンディングでやりたいプロジェクトやリターンのアイディアが今のところ足りないからやってないだけで、いいアイディア出たら利用するつもり。
ボツ案
『ふなくん写真集』
ボツ過ぎるwww
何かしらの見返り有れば投資する人も居るでしょうな((ΦωΦ))
ライブに来て貰える人口が増えるなら無料も違法ダウンロードもありなのか?と、思ったりもしますが…
俺的には好きになったバンドは音源やグッズ買う事くらいしか応援する術を知らず、買い揃えてしまうと「もっと応援したいのに…」と、モヤモヤしたジレンマ溜まったりもります((ΦωΦ))
何ぞ画期的な方法有ると良いですね(ΦωΦ)カッ
ジレンマ溜まるて(笑)
陥るの間違いですな((ΦωΦ))
ニホンゴムツカシ((ΦωΦ))
バンド側がファン人口増やす目的で無料に設定してる分には全然アリですが、
バンドが商品として売ろうとしているものを無料で入手されてしまうのは良くないでしょうね。
シャドさんの姿勢はバンドマンとしては、とても有り難いので、ふなくんの写真集作ったら買ってください!
写真集買うよ〜^_^
写真集買うよ〜^_^
まさかの予約!!笑