問題提起, 教育

教育極論2

さて、以前書いた教育についての記事で、日本の公教育について、僕の個人的な理想形の導入部についてざっくり語ったけども、今日はそこから一部を少し掘り下げてみようかと。
 
 
前述の記事の中で、僕が思う現在の日本の公教育の根本的な問題点の一つとして、
現状で求められる仕事量に対する教員の能力不足を挙げたものの、
求められる仕事量の問題の方に焦点あてて、こんなんこなせる奴いないだろって論調でとりあえず進めてしまって、肝心の教員の質の方は掘り下げずに終わった。
 
てか本当はそこも掘り下げつつ原稿書いてたけど、長くなったんで割愛した。
 
 
 
では、例えば、僕が件の記事で語った理想のように、教員の本分である教科指導以外の仕事がアウトソーシング化されて、教科指導に専念できるようになれば、単純に教育の質は向上するかと問われると、
僕はそうは思わない。
 
おそらく、教員が教科指導に専念できるとなると、彼等は、ここぞとばかりに、純粋な熱意と頭の悪さを発動させて、余計な教科指導の量と時間を増やしたがるだろう。
 
 
ここが教員自体の質の話になってくるんだけど、そもそも彼等自体の学力って大したことないくせに、受験テクニックや検定テクニックめいたものを学校で叩き込もうとする。
 
で、現実どうなのかというと、
課外授業や宿題まで課してるのに、生徒は塾や予備校に行く。
 
教員の教科指導力は、塾以下だってのは生徒もわかっているのだ。
 
 
 
かく言う僕も、進学校だったんで、課外授業やら大量の宿題やら出されてたけど、その時間って自分がやりたい勉強の邪魔にしかなってなかったから、後半は課外もサボったし宿題も何一つ出さなかった。
内容的に自分に不要だったから。
 
僕は結構、勉強嫌いで、受験目前に慌てて勉強始めたんだけど、
それまでダラダラこなしてた課外も宿題も、何なら授業も無視して、自分でやった方が学力伸びたし。
 
 
 
すごく直球でダメ出しさせてもらうと、
 
教員はおとなしく基礎教養の定着にだけ力入れて、無駄なテクニック指導やら課外やら宿題やらで、生徒自らが学ぶ時間を妨げるな。
 
と僕は言いたいの。
 
まぁ教員自体の基礎教養が低いってのもあるけど、そこはまた別の機会にダメ出すとして、
 
 
 
 
基礎教養の定着をないがしろにして、専門的応用的な知識・技術を詰め込もうとするから、教科指導が形骸化しちゃってる気がするのね。
 
 
すんげぇざっくりした例えだと、
なんかの定義なり公式なりについて、そもそもそれが何を意味するのか、とかよくわからんまま、とにかく覚えさせて、
ペーパーテストの問題を解くために、その定義をどう使うのかっていう方法論だけ教えて、
 
結局、テスト問題の解き方はわかるけど、根本的に何やってんのか理解させれてなかったり、とか。
 
 
以前書いた英語話すことについての記事での例もそうだけど、
 
文法に則って、正しい時制やら語順に当てはめて英文を捉える問題ばっかり解いてるから、
実際の外国人との会話で、主語が抜けたり語順崩された英語で話されると、全然わかんない。とか。
 
 
 
 
結果的に、今、公教育で行われてる教科指導って、すごく中途半端になってる気がするのよ。
根本的な理論が身につかんまま応用的な知識や技術を、下手くそな教えられ方するから、生徒はさらに塾とか予備校に行く。時間に追われる。
 
 
 
 
勿論、公教育と言えども、学校ごとに学力差があるから、
というより、各学校が生徒獲得の為の実績としての数字を上げることを是としているから、
「そうは言っても、何だかんだ時間取って詰め込まなきゃ受験や検定の範囲を網羅できない」という教員の声もよく耳にする。
 
 
そんな教員の方々には、こんな記事もあるので是非とも御一読いただきたいのだがね。
 
 
「教えない」が難関大合格者を続出させる秘訣
開智学園の強さの源泉とは?-東洋経済ONLINE-
http://toyokeizai.net/articles/-/14609?display=b
 
 
 

2 Comments

  1. 英語については、読み書き聞きがバッチリできれば、喋りは順応だけの問題だと思うんですけどねー…
    教育が「型」とかテクニックに寄り過ぎだから、外れると対応できないって話なんですかねえ。
    だとすれば、文章の書き取りとかは必要だろうけど、解釈の仕方はもっとフレキシブルにやってもいいかな。
    まあその辺は英語に限らない現状の問題点かなとも思います。
    その意味で、学校では本当の基礎(英語だと、教科書読解?)だけやって、後はアウトソーシングってのは一つの手なんでしょうね。

    1. 元も子もないこと言ってしまえば、アルタイル氏しかり、ある程度の賢さあれば、どんだけ教え方下手かろうが、自力でどうにでも応用できると思うのよ。英語に限らず。
      で、問題としては、さほど能力高くない層に、いかにして、勉強の根本の考え方を学ばせれるかと、自分に必要な勉強のやり方を身につけさせれるか、かなーと。
      現状の教育システムで何の問題もなく自分に必要な知識を得れてる人に至っては、社会性を経験する以外に公教育受ける必要すら無い気がするねぇ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。