僕は昔は、飲み物としてのアルコールが嫌いでね。
アルコールを介在して、人と話したり、ワイワイ盛り上がったり、
つまり、アルコールを飲むという行為はずっと好きなんだけど。
30歳を過ぎた頃から、飲み物としても好きになったから、家で家族が寝静まった後に1人で飲んだりもするようになったかな。
しかし、基本的に今でも、どちらかと言えば、行為としてのアルコール摂取を好む気持ちの方が強い。
1人で店へ飲みに行くにしても、バーテンダーや、たまたま居合わせた人との会話も込みでアルコールを楽しんでる。
なので、需要については全くわからないんだけど、
もっと純粋に、飲み物としてのアルコールが好きで、なんなら人と話すのとかはいいから、味に集中したいって人、いくらかいらっしゃるやろか?
味に集中したい。
そう。
ラーメンの一蘭さんのパクリアイディア。
味集中カウンターBARとかどうすか?
前述した通り、僕自身はあっても行かないけど。
一蘭を知らん人の為に説明すると、
一蘭では、味に集中できるよう、そして1人でも入店しやすいよう、隣りの席との間に仕切りがあるカウンターを設けてあるのね。
さらに、店員の顔も見えんよう正面にも仕切りがあって、ラーメンは仕切りの下から、すっと差し出される。
極力、人との接触をせずに済むよう、注文も食券を無言で差し出すようになってる。
もしも、飲み物としてのアルコールの味を純粋に楽しみたいから、誰とも話したくないって人が、ある程度いるなら、このシステムのBARありじゃない?
僕はやりたくないし、客としても行かないけど。
味集中の方じゃなくて『1人で入りやすい』の方に着目した方が楽しそうだな。
実際、僕自身、人見知りだからさ、1人で飲みに行く店って二軒くらいしかないのよ。
どっちも確実に知り合いがいるから行くわけで。
人見知り業界としては、1人で一見でBARに入るってハードル高いのよね。
でも人とは話したいのよね。
どうしようかね。
一見開拓したい人見知りどうしをマッチングするサービスとか?
人見知りどうし、一緒に飛び込んでこうぜ!
無理かー。
なんか違うもんなー。
性別指定とかで、大まかにエロい出逢い目的は排除できるかもけど、
純粋な目的を共有してるにしても、
いや、もう、こいつとは生理的に一緒に過ごしたくない、とかまで読めんもんな。
そんな奴と一緒に初対面で飲むとか拷問やんな。
まぁそれはサービス提供側が考えることじゃないけど。
逆に、1人でしか入れないBARとかは?
お二人以上の入店お断り。
そこの店にいる人は、みんな1人で来てるって確約があるの、少し励まされない?
まぁ僕は客としては、ちょっとアリだけど、店的には厳しいんかな。
やっぱ団体よりは客単価下がるのかな。
BARで働いたことないから全然わからんけど。
どなたか、そーゆー店作ったら僕行くので連絡ください。