育児, 音楽

いちバンドマンとして、いち父親として

さて、昨日の続編ということで、今日は、バンドと育児について。
 
 
まず前提として、現時点での僕のバンド活動は、家庭にとって物理的ダメージでしかない。
 
ソースとかないけど、おそらく、日本でバンドやってる人間全体の9割以上が、バンド活動における収支で言うとマイナスか、良くてプラスマイナス0ってくらいだと思う。勿論、我々もそう。
 
まぁ、これは単純に、金銭面で、バンドによって家計を助けるくらいじゃないとダメージなのは当然だ。
 
 
加えて、僕は、週末はほとんど家にいない。
自分のバンドのライブか、スタジオ練習か、どこかのライブハウスに顔を出してるか。
 
さらに今年からはRe:Actionでブッキングスタッフも始めたから、最近じゃ、丸一日を家で過ごす休日はほとんど無い。
 
 
昨日の記事に書いたけど、例えば休日に一日中子供と二人きりで過ごすということは、一日中ずっと子供のペースで過ごすということだ。
 
つまり、僕がバンド活動や、それに付随する活動を行うことによって、嫁の自由時間は大幅に奪われているって意味で、これもまた物理的にはダメージなのである。
  たまに僕が完全オフの日には、息子と留守番して、嫁が外に出かけることもあるが、僕が家を空ける頻度に比べると全然少ない。
 
 
さて、ここからは、
今後、結婚してやがて親になって、それでもバンドを続けていけるのか?
とか悩んでいるバンドマンにとって、全く参考にならない話をする。
 
僕の場合の話。
 
 
この歳(33)で、妻子があって、フルタイム勤務の仕事で、それなりに活発にバンドやってると、月並みだけど、色んな人から、凄いねって言われる。
活発っつっても、ライブで言うと月に2〜4本。まぁ年間30本前後。
シフト制の仕事で、平日もガシガシやってるバンドに比べたら全然だけど、子持ちフルタイム勤務が2人いるバンドとしてはやれてる方かな、と。
 
 
勿論、昨日の記事の通り、平日はそれなりに僕もがんばってる。
 
が、結局、本当に凄いのは、うちの嫁。
 
 
 
うちの嫁は、他の家庭の話と聞き比べてみると、どうやら頭がおかしいようだ。
良い意味で。ファンキー。
 
 
 
息子が産まれる時、彼女は、
「子が産まれてからStew Hedd勢い落ちたよねって言われるのは、嫁として癪だ。どんどんやりなさい。」と言った。
実際、産まれてからの方がライブの本数も増えたし、県外でやる機会も増えた。
 
嫁がやれって言うんだもん。
 
さらに、バンドのデザイン関係とweb関係全般をやってもらってるし、時にはバンドの戦略会議的なことも嫁とやる。
 
 
頭がおかしいようだ。
 
参考になる話ができない。
 
 
身も蓋もないけど、
結婚しても親になってもバンドを続けてゆく大前提は、理解あるパートナーと結婚すること、だと思う。
 
 
ただひとつ、スーパー当たり前だけど、重要なのは、
本気バンドに限らず、趣味バンドだって、家庭にとっては物理的ダメージでしかない場合が多いわけで、
 
それらの活動はつまり、パートナーの理解があって許されてるってことを忘れてはならないってこと。
 
これさえ忘れなければ、自然とパートナーに感謝できるし、自分なりに家庭の為に努力すべきことを見い出せるはず。
 
 
理解あるパートナーと結婚することは、あくまで前提。
パートナーへの感謝の気持ちは、根底。
 
 
【追記】
 
父親としてってタイトルに入れてるのに、旦那としてって話に終始してた。
 
 
僕が嫁に対して感謝してるもんで、普段から息子にも、
お母さんに、ありがとう言いなさいって教えてる。
 
そんで僕自身も、息子の前で、嫁に、ありがとう言うようにしてる。
 
 
 
あと、僕が父親として息子の為にがんばるべきことっつったら、
バンド活動で少しでもいいからプラス出して、トミカくらい買ってあげれるようになること、かな。

3 Comments

  1. ファンキーな嫁様最高に素敵です!!
    \( ˙꒳​˙ \三/ ˙꒳​˙)/
    なんか女の自分が惚れそうです←
    海外フェスの時の話もそうでしたがばーてー先生への愛情をひしひしと感じます( ˙꒳​˙ )

      1. ありがとうございます( ˙꒳​˙ )✧˖°
        ほんと、楽しい・仲良しが一番ですね( •ㅂ•)و ̑̑ グッ !

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