言語

全然いいじゃない

数年前に、職場の頭悪いじじぃに軽い会話の流れで何か頼まれて、
「あー”全然いい”すよー」て応えたら、
したり顔で、
「最近の若い人は、”全然いい”ってよく言うけど、本当は、”全然〜ない”みたいに否定の言葉が続くのが正しい日本語なんやけどね〜」って。
 
 
眉間に水平にチョップして眼鏡を叩き割ってやろうかと思ったけど、ははは っつって許してあげた。
 
 
 
さてここで、
組織がある程度の規模に達すると、組織の維持に努める者と、組織を発展させようとする者とが居て、云々 って話をしてもいいんだけど、
今日は気分じゃないので言語の変遷について語ることにするね。
 
 
 
 
当然ながら、言語ってさ、時代が進むとともに変遷してゆくものなのよね。
 
 
変遷してゆく。
 
 
 
そういえば、また話それるけど、
僕が公的な文書に”〜してゆく”って記述をして提出したら、
「”〜してゆく”って口語(話し言葉)だから書類では文語(書き言葉)で”〜していく”の方がいいかな」って訂正してきた阿呆もいたな。
どっちも今では正しいし、いや、むしろ強いて言うなら、”〜してゆく”の方が文語だけどね。
眼鏡叩き割るぞ。
 
 
つってね。
 
 
まぁいいや。
話戻すけど、
この、最近の若者は言葉遣いがなってない〜って話、実はずっと昔から繰り返されてるのね。
例えば、かの有名な清少納言の枕草子にも書かれてる。
ほんと、まんま、最近の若者の言葉遣いを憂う話。
なんならプラトンも言うてたらしい。あの例の哲学者のね。
つまり、言語ってのは、いつの時代も、
若者が(ある時代において)正しい(とされている)文法を崩して、トレンドを生み出して、定着して、それを繰り返しながら変遷してゆくものなのよ。
 
 
あ、いや、変遷していくものなのよ。
 
 
どっちでもええわ。眼鏡燃やすぞクソが。
 
 
 
 
ちなみに、口語より文語の方が新しい語法が定着するまでの速度は遅いんだけど、
“全然いい”とかは僕の体感では口語としては既に定着してるんじゃないかと。
てか、このblogも口語っちゃ口語だけど、文語っちゃ文語なわけで。
インターネットの普及によって、口語と文語の定着時差もだんだん無くなってきつつあるな、と。
 
 
 
 
えーと、この記事いったん公開したのを間違えて消して、記憶を頼りに書き直したから、どんなん書いてたかうろ覚えだな。
とりあえず覚えてるのは、最後に偏見を語って記事を締めたことね。
 
 
 
偏見1.しょーもない日本語ダメ出し老害は、前述したような、組織の維持に努めるタイプに多く、組織の発展を妨げる。
偏見2.しょーもない日本語ダメ出し老害は、ブラウザはIE一択で、検索はyahoo一択。

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